可能の助動詞 canは「できる」以外の使い方も!例文で理解しよう

 

動詞の前に置いて「〜することができる」のニュアンスをもたせることができる can 。

このことから can は可能の助動詞とも呼ばれています。

can には他の使いかたも多くあり、それらもまた会話や読み書きにとてもよく出てくる表現です。

ただ、根っこにある考えかたは同じ「〜できる」です。

多くの例文を読む事で、canのもつ可能のニュアンスを吸収してください。

 

「〜する能力がある」可能のcan

何かをする『能力』『技能』『知識』『経験』などがあって、それをする能力があること

または

それをすることができる状況にいることを表します。

動詞の原型の前において、それができるというニュアンスをもたせます。

I can swim. (それをする能力がある)
私は泳げます。
My father can ride a horse.(それをする能力がある)
父は馬に乗れます。
She can speak French. (それをする能力がある)
彼女はフランス語を話せる。
Nobody can predict the future. (それをする能力がない、それをする状況にない)
未来のことは誰にも予測できない。
I can give you a ride home.(それをできる状況にある)
家まで送ってあげますよ。
*give a ride  車で送る

「〜できますか?」のときには「Can you〜?「 Can he〜?」などのようになります。

Can you hear me?
私の声が聞こえる?
Can you come to the party tonight?
今夜パーティーに来られる?

Can your daughter ride a bicycle?
あなたのお嬢さんは自転車に乗れますか?

実際にやる・やらないは別として「できるのか/できないのか」のニュアンスだということがポイントです。

Can you speak Japanese? がNGな理由

よくあるアドバイスに

「 “Can you speak Japanese? “と外国人に聞いてはいけない」

というのがあります。

これは私たちが思う
「話せますか?」
というニュアンスとちょっと違って、
「日本語できないの?できるの?どうなの?」
のように受け取られてしまうことがあるためで、人によっては
「I don’t speak Japanese 」
と、あえてdon’tと返答してくることも。

これは
「話せる話せないじゃなく、私は自分の意思で日本語は話さないんだ」
という意味です。

ですから、まだ親しくない相手が何かをできるのかを知りたいときは ” Can you〜? “ではなく” Do you 〜?”を使った方が失礼がないでしょう。

否定の場合は can’t または cannot を使います。

I can’t read the letters written in this book.
この本の字が読めません。
My son is six months old, and he cannot speak yet.
息子は生後六ヶ月でまだ話せない。
You can’t be too careful.
注意に越した事はない。(注意しすぎるという状態にはなれない)
I can’t be sure.
断言はできない。
[cc id=1735]

「〜してもいい」許可のcan

「してもいいです」

「〜していい」と許可するのに can はよく使われます。

「〜してはいけない」と禁止するときは can’t または cannot を使います。

You can take a taxi to go there.
そこに行くのにタクシーを使ってもいいですよ。
Children can’t drink alcohol.
子供はお酒を飲んではいけない。
You cannot swim here.
ここで泳がないでください。
You can count on me.
私を頼りにしてくれていいですよ。

「してもいいですか?」

「〜してもいいですか?」と聞くときは 「 Can I〜?」「Can we〜?」を使います。

「〜することは可能でしょうか」というcanのもつ可能のニュアンスから「〜していいですか?」という表現になっています。

Can I go with you?
あなたと一緒に行ってもいいですか?

Can I open the window?
窓を開けてもいいですか?
Can I borrow your umbrella?
あなたの傘を借りてもいいですか?
Can we talk for a minute?
(私たち)ちょっとの間お話できますか?
Can I have your name?
あなたのお名前を聞いてもいいですか?
Can we meet again?
(私たち)また会えますか?
Can I count on you?
あなたを頼ってもいい?

ただし、次の言い方は決まり文句で、許可を求めているわけではありません。

Can I do anything for you?
何かしてあげられることはありますか?=ご用はありませんか?

「してもらえませんか?」依頼のcan

can は「〜してもらえませんか?」と何かを頼みたいときにもよく使われます。

その場合は「Can you〜?」となります。

「〜してもらうことはできますか?」という、やはり可能の意味からきたニュアンスです。

Can you get repaired my car?
私の車を修理してもらえませんか?
Can you say that again?
(それを)もう一度言ってくれますか?
Can you pass me the salt?
塩をとってもらえますか?

「ありうる」推量のcan

can は「ありうる」という推量の気持ちを表すこともあります。
can’tまたはcannotでは逆に「ありえない」という気持ちに。

Any thing can happen in your life.
人生は何があるかわからない。(どんな事でもおこりうる)
That can’t be true!
そんなはずはないよ。(そんなことが本当なんてありえない)
Can it be possible?
そんなことが可能なのか?(起こりうるのか?)

Electromagnetic wave can be harmful to your brain.
電磁波は脳に悪影響をもたらす可能性がある。

can と be able to はどう違う?

can = be able to と学校で習ってきた記憶がある方は多いと思います。

ただ、実際に be able to が使われているのを聞いたり読んだりすることはまれです。

can と be able toは基本的には入れ替えてもだいじょうぶです。

He can swim across the river.

He is able to swim across the river.
彼はその川を泳いで渡ることができる。

しかし、
「助動詞は二つ並べて使えない」
「to 不定詞 のあとは can は使えない」
という決まりがあります。

それらの場合は be able to でしか表すことができません。

He will can swim across the river.

He will be able to swim across the river.
彼はその川を泳いで渡れるようになるだろう。

He wants to can swim across the river.

He wants to be able to swim across the river.
彼はその川を泳いで渡れるようになりたがっている。

まとめ

おつかれさまでした!
canの使い方はこのように分類されていますが、つまりは「可能」かどうかに重点を置いている、というニュアンスをつかみましょう。

 助動詞 can を使うのは「可能」「許可」「依頼」「推量」などの場合がある

 can と be able to は基本的に同じだが、他の助動詞と一緒に使うとき、 to 不定詞 と使うときなどでは be able to の方しか使えない。

 

そのほかの助動詞についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
→ 【気持ちをこめる】英語の助動詞の種類・ニュアンスと使い分け

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