「エッ、これも?」可算名詞・不可算名詞を見分けるコツと例外を覚える

それぞれの言語には、ハッキリさせておきたいこだわりのようなものがあります。

日本語は きょうだいの上下が “兄なのか弟なのか”、”姉なのか妹なのか” が一文字でわかりますし、会話でも「私のきょうだいが」というより「わたしの姉が」「妹が」と言いますね。

しかし英語の場合はとくにその点は重視しておらず、 「 brother 」「 sister 」で済ませることがほとんどです。

いっぽう、日本語の場合は「花を買う」「犬を飼っている」と言う時、それが単数か複数かは言わないことが多いのに比べ、英語は” flowers “や ” a dog “と単数複数の区別がさりげなく明確にされています。

こういったこだわりの違いはその国の文化や歴史に密接に関係しています。こうした点を学ぶことは言葉を学ぶ苦労でもあり楽しさでもあります。

英語の可算名詞・不可算名詞の区別には基本的な決まりがありますが、例外も多数あります。

これらはネイティブでさえ間違えることもあるくらい紛らわしいものもあるので、正確でないからといって笑われたり話が通じなかったりということはありません。

しかし、きちんと区別できていれば一目置かれることは間違いないですし、通じるとはいえ試験では誤りは減点の対象になることもあります。

完璧におぼえる必要はありませんが、ここでは迷ったときのための基本的な見分け方を身につけると同時に、例外の代表的なものは覚えてしまいましょう。

可算名詞、不可算名詞の区別の基本

 

可算名詞、不可算名詞の見分けかたはそのもののイメージから判断します。

可算名詞

「数えられる名詞」、ひとつ、ふたつと数を数えられる名詞です。

可算名詞を辞書で名詞を引くと、単語の後ろに [ C ] と書いてあります。
このCは ” Countable ” (数えられる)の C。

形が定まっていて、一つ一つの個体がわかりやすいものが可算名詞であることが多いです。

apple, chair, tree, car, face, house などがこれにあたります。

 

 

不可算名詞

目に見えず触れることもできない「気持ち」や「考え」、定まった形のないもの、塊を切り分けるものなどが不可算名詞であることが多いです。

可算名詞を辞書で名詞を引くと、単語の後ろに [ U ] と書いてあります。
このUは ” Uncountable ” (数えられない)の U です。

 

気持ちや考えなどの目に見えないもの

 

love, safety, time, luck, happiness, sadness (悲しみ), solution (解決策), news,  information (情報), evidence(証拠)など

 

これらには単位も “-s”もつけないのが普通です。

 

定まった形のないもの

water, juice, milk, sugar, rice, baseball, homework など

塊をとり分けるもの

bread, cheese, butter, cotton, gold など

 

これらは、” a glass of water ” や ” two slices of bread ” のように、単位をつけて量を表します。

 

ただし、こういった区別は絶対的なものではありません。

たとえば chicken を 「生きたニワトリ 」と とらえるのと、「鶏肉」ととらえるのでは前者は可算名詞で後者は不可算名詞、というように状況に応じて変わることもあります。

この見分けかたや区別もだいたいの目安としてとらえてくだされば良いでしょう。

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不規則変化する名詞

複数になることで単語の形が変わる名詞もあります。

特別な名詞

複数になると単語の形が変わる名詞です。

 

<単数> child  <複数> children

<単数> man, woman  <複数> men, women

<単数> mouse (ねずみ) <複数> mice

<単数> ox (去勢牛) <複数> oxen

 

” f ” または  ” fe ” で終わる名詞

 

単数形が ” f ” または ” fe ” で終わるものは ” ves “に変化することが多いです。

 

<単数> wife   <複数> wives

<単数> knife  <複数> knives

他に、leaf, dwarf, life, shelf, thief, yourself, themself など

 

単複同形はビジュアルでイメージをつかもう

そして、名詞には、可算名詞ながらも単数複数で同じ形をとる、「単複同形」というのがあります。

複数であれば前に ” a ” や ” two ” などを置いて数を表すのはふつうの不可算名詞と同じですが、名詞に  ” -s ” や ” -es ” などはつかず、形も変わらない名詞です。

一説によれば、生物の単複同形名詞は狩猟や漁業の収穫物に多く、猟師や漁師がこれらをひとつの群れや収穫としてとらえていることから、と言われています。

この機会に、「群れ」「収穫」のイメージとともに、単複同形の代表的な単語を覚えてしまいましょう!

 

deer(鹿)

sheep(羊)

bison(バイソン)

 

fish(魚)

carp(鯉)

 

salmon(鮭)

 

squid(イカ)

shrimp(小エビ)

furniture (家具)も単複同形の名詞です。由来はわかりませんが、たしかにダイニングセットをひとつととらえるか、椅子とテーブルそれぞれでとらえるかを考えるより、ひとくくりに ” furniture ” の方が楽ですね。

可算名詞・不可算名詞のまとめ

 可算名詞は形が定まっていて、数をかぞえられる

 不可算名詞は単位をつけないと量を表せない

 可算名詞には不規則に変化する名詞がある

 可算名詞には単複とも同じ形をとる名詞がある

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