【会話にマストな表現!】”one” 代名詞の使い方とitとの違い

あなたは、「その〜」「あなたの〜」の「〜」を代名詞で伝えたい時、” one “をうまく活用できていますか?

” it ” や ” that ” だけで ” one ” は使い方がいまいちわからない、ということはないですか?

学校ではそこまで力を入れて習ってこなかった代名詞としての” one “の使い方ですが、日常でも旅行でも頻繁に使います。

また、英語には「同じ言葉を繰り返すことをなるべく避ける」という傾向があるので、ぜひとも覚えたい表現です。

one と it はどう違う?

代名詞 “one ” の用法について、辞書や参考書を見ると

「 『不定代名詞』前出の人やものを表す加算名詞の代用をする」

とあります。

その前の会話や文の中ですでに出てきた人やものと同じものについて言いたい時、また名詞を繰り返すのではなく、もっと簡単に ” one ” で言い換えることができるということです。

この「同じもの」というのがポイントです。

その前の会話や文の中ですでに出てきた人やものと同じ人やものです。
「そっくり同じもの」「同様のもの」とは違うことに注意してください。

例文を見てみましょう。

 

Aが自慢のカメラの話をしています。

A) I have a good camera. It is very expensive.

私、いいカメラ持ってるの。とても高いのよ。

このitはその前に出てきたカメラと同じもののことなので、it を使っています。

ところが後日、

B) My camera has broken.  Can you I borrow your one?

私のカメラ壊れちゃった。あなたのを貸してくれる?

このoneは「Bの(カメラ)」を指しており、カメラはカメラでもAの持っているカメラではありません。
もっと言うと、BのカメラがAのと同じメーカーの、同じ型番のカメラだとしても
「Aが持っていて、今は壊れてしまったAのカメラそのもの」
とは別のものなのです。

このような時は、it ではなく one を使います。

B) I’m sorry but I can’t… I will take it on my trip.

ごめん、ダメだわ・・旅行に持っていくの。

この場合、Bは貸し出しを打診されたカメラそのものについて話しているので it を使っています。

A) OK…now I have to buy new one.

わかった・・・それじゃ新しいの買わなきゃ。

カメラを貸してもらえないことが分かったので、新しいカメラを購入することになりました。
このカメラは、壊れてしまったAのカメラでも、Bのカメラでもありません。

なので、ただ「新しいの」という意味での one を用いています。

 *ちなみに、now は 起こってほしくないことが起こってしまい、まあ、しょうがないから・・・のような状況での表現です。

代名詞としてのoneの使い方

単数形の名詞の代わりとして使う時

oneを単数の名詞の代名詞として使う時は、

<a + 名詞> → one   に置き換え

を、します。

例:I bought a car recently. Do you have one?

最近車を買ったの?あなたは(車)持ってる?

a のあとに one という置き換えはせず、a は無くなります。

これは、英語では a と one のように「似た意味の単語を並べて使うことを良しとしない」からです。

ただし、a と 名詞の間に修飾語が入る時は a はつけたままなのが普通です。

Mama bought me a pink dress, but I like a blue one better.

ママはピンクのドレスを買ってくれたけど、青い(ドレスの)方が好き。

This sweater is too large.  Do you have a smaller one?

このセーター大きすぎる。もっと小さいのはありますか?

複数形の名詞の代わりに使う時

one を 単数の名詞の代名詞として使うときは ones になります。

(one が複数形、ってなんだか変な気持ちもしますが・・・)

Japan’s schools are tougher than the ones in America.

日本の学校はアメリカの学校より厳しい。

My new pants are similiar to the ones I had before.

新しいズボンは前に持っていたのに似ている。

pants, glasses, shoes, scissors などは、私たちの日本語の感覚でいえば一つなのですが、両足だったり両目だったり、二つで一つのものは英語では厳格に二つとして扱います。
なので、こうした名詞はズボン一着もはさみ一つも「a pair of (一組の)」として表し、代名詞に代えるときも one ではなく onesになるのです。

不可算名詞 に one は使える?

不可算名詞の代わりにはoneは使えません。
代わりにsomeを使います。

Would you like coffee?  I have got some.

コーヒーはいかが? もう頂いてます。

Is there any rice?  Yes, there’s some.

お米はまだある? ええ、まだあります。

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oneに冠詞 “the ” をつける時って?

one の前に冠詞 ” the ” をつけると、ある特定の人、ものを表すことができます。

・・・て、あれっ?

それは it でやるんじゃ・・?と思いますよね。

この文を読んでみてください。

I want a  bicycle, mom!
ママ、自転車が欲しい!

Oh, but you already have it.
あら、でももう持ってるでしょう

I want the one with basket!!
カゴがついてるやつが欲しいの!

ただの自転車でなく、「カゴが付いている」という自転車に特定しています。

こうした場合、one の前にtheをつけます。

映画などでよく聞くのが

You are the one.


「あなたが、選ばれし者なのだ」「お前が犯人だ」「あなたが私の運命の人」など、状況によって内容は違いますが、「ほかの誰でもない、あなたがそうなのだ」という意味なのです。

使えない場合に注意

数量を表す品詞と一緒には使えない

上記で、

名詞を代名詞におきかえるとき a oneとはせず、a を無くしてoneだけで置き換えることについて、

「英語では a と one のように『似た意味の単語を並べて使うことを良しとしない』からです。」

と書きました。

同じ理由で、数量を表す some, any, both, many と並べて使うことはできません

このような時は、省略するのが普通です。

Do you have bicycles? Yes, I have two ones.

自転車を持っていますか?2台あります。

Which one do you want? I need both ones.

どっちが欲しい? 両方必要です。

所有格と最上級と一緒には使えない

それから、one は所有格と最上級と一緒に使うこともできません

Your daughter is taller than my one → mine

君の娘は私の娘より背が高い

所有格にはmine, yours, his など、すでに単語がありますね。

The movie is the best one.(代名詞は省略)

その映画は最高だよ。

この場合、「すごくいい」と言いたいのですが、「ベストワン」と言ってしまうと、「第一位」になってしまいますね。
最上級の場合は省略しましょう。

まとめ

 代名詞の one と it の区別は、「同じようだけれど不特定の人、もの」には it、「特定のその人、そのもの」には one を用いる

 おきかえるのが「a + 名詞」のときは a をつけずに one のみで置き換えるが、a と 名詞の間に形容詞があるときは a は取らない。

 oneを使う場合で複数名詞の時は ones を使う。

 不可算名詞には one は使えない。some を使う。

 数量を表す品詞、所有格、最上級とは一緒に使えない。

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